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弁護士、司法書士の選び方で失敗しないために

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[掲載日]2022/04/04 196 -
スーツの女性

債務整理を得意とする弁護士の探し方

債務整理を行うためには、ほとんどの場合、弁護士や司法書士に依頼を行うことになります。弁護士や司法書士に頼むとなると、費用もかかってきますので、債務整理の得意な弁護士に依頼したいですよね。

では、債務整理の得意な弁護士を探すためには、どうすればよいでしょうか。

今の時代、一番効果的な方法は、インターネットでの検索です。

「債務整理」や「破産」「任意整理」「個人再生」という言葉での検索でヒットした弁護士事務所・司法書士事務所のホームページで、得意分野について確認を行いましょう。債務整理専門の弁護士事務所や司法書士事務所のホームページには、それに特化したページである場合もありますし、過去の実績例などを掲載しているページもあります。

複数の分野を掲載しているホームページもありますが、最初に債務整理を記載しているような弁護士事務所・司法書士事務所は、債務整理に自信のある事務所といえるでしょう。

ただ実際は、ホームページの内容だけで決めることは難しいので、気になった弁護士事務所や司法書士事務所を何個か選んで、相談するようにしましょう。

 

債務整理を依頼してはいけない弁護士の特徴

普段、弁護士や司法書士に接する機会が多くない人は、知り合いの紹介、近隣に事務所がある等の理由で、弁護士を決めてしまう場合もあるかもしれません。ですが、債務整理が得意でない弁護士・司法書士に当たってしまい、弁護士・司法書士選びに失敗するのを避けるためにも、「こんな弁護士・司法書士には依頼してはいけない」というポイントを理解しておくことが大事です。

そのポイントを3つ紹介します。

(1)専門が債務整理ではない
弁護士・司法書士であれば、誰でも債務整理手続きを受任することができますので、債務整理が専門ではない弁護士が引き受けることもあります。

特に、地方の場合、ひとつの弁護士事務所や司法書士事務所が、複数の分野の業務を受任しているケースも多いです。

しかし、専門ではない弁護士や司法書士に依頼してしまうと、思ったような結果を得られなかったり時間が余計にかかってしまったりする可能性が高くなります。

(2)費用とスケジュールを示さない
実際に委任契約を締結するようなタイミングになっても、文書で弁護士費用とその説明、債務整理手続きのスケジュールを、しっかり示さないような弁護士や司法書士へは依頼すべきではありません。

(3)誰が担当弁護士なのか分からない
大手の弁護士事務所や司法書士事務所で、複数の弁護士・司法書士がいる場合、自分の担当弁護士・司法書士がしっかりと決まっていないような事務所は選ぶべきではありません。

また、初めに担当弁護士が決まったとしても、やりとりする度に担当が不在で事務員としか話ができなかったり、別の弁護士が出てくるような場合は、依頼後であっても正式に抗議するべきです。

それでも改善しない場合は、解任を選択する必要があるかもしれません。

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